ダブルピボットとは (実用新案登録 No.3127591)

 ほとんどのスクーターのスイングアームはユニットスイングアーム式で駆動系と一体になっており、ラバーマウントでリンクにより車体のフレームと連結されています。これによりエンジンの振動や路面からの振動を吸収して乗り心地をたいへんよいものにしています。

 しかし、これを後ろ二輪のトライクに改造した場合は、オートバイと違って、左右方向に力が大きく掛かり、また捻じれが生じます。
 特に旋回時にリンクとラバーマウントのゴムに掛かる力が大きくなり外側に傾き、スイングアームが壊れる場合すらあります。

 これを解決するために、元々のスイングアームとは別に、上下左右の運動を受け持つ補助のスイングアームを設けます。こうすることにより元々のスイングアームに掛かる水平方向の力、及び捻じれの力を軽減することができ、耐久性のあるスイングアーム系を構成することができます。

 この機構を当社では「ダブルピボット(二重の回転軸)」と名付けました。

 これまでのラバーマウントだけで構成されるスイングアームのトライクよりも、ダブルピボットのトライクはラバーマウント特有の左右方向のふにょふにょ感がなくなり、トライクとして乗り味もアップしました。
※2007年7月1日製作分より全てのスクータートライク、HDトライクダイナは
ダブルピボット機構を採用しております。